弱形(機能語が弱くなる)
弱形(弱くなる)
to, for, of, and は、ほぼ聞こえない
どういう現象?
前置詞・冠詞・接続詞・助動詞といった「文法のための語」は、強勢が置かれず、母音がシュワー /ə/ に変わります。to は「トゥ」ではなく「タ」、for は「フォー」ではなく「ファ」になります。
なぜ起きる
英語は強い音節と弱い音節が交互に来るリズムで話される言語です。内容を運ぶ語(名詞・動詞・形容詞)を強く、文法を支える語を弱くすることで、このリズムが作られます。
聞き取りのコツ
弱形を知らないと、聞こえた音の数と単語の数が合わなくなります。「聞こえなかった小さい音は機能語」と割り切ると、意味の把握がかえって速くなります。and は「ン」ほどにしか聞こえないことも普通です。
例
to → タ / for → ファ / of → ァヴ / and → ン / can → クン / them → ェム
解説動画: 【弱形発音】学校では教わらないリスニング力UPの必須法則!/【英語発音】セイダイ音声学
弱形とは: 意味的に重要でない単語が、かなり弱く発音されること。発音を学んでいないとあまり出会わない用語だが、リスニングには欠かせないとしている。
なぜリスニングに効くのか: 弱く発音された結果、これまで思っていた発音とはまったく違う形に変わってしまう。聞いたときは何を言っているか分からないのに、文字で見たらすごく簡単な文章だった—— この経験の正体が弱形だと説明している。
原因はカタカナ変換: 発音を練習したことがないと、カタカナに変換された音で単語を覚えてしまっている。実際のネイティブの音とは違う形で記憶しているため、聞いても一致しない。発音練習をすると、音の捉え方そのものが変わる—— だからリスニングを伸ばしたいなら発音練習をしたほうがよい、という結論になっている。