近交係数(inbreeding coefficient)

意味

近交係数とは、個体がもつ対立遺伝子が共通の祖先に由来して同一になる確率を表す値である。

解説

近交係数(F値)は、個体がもつ一対の対立遺伝子が共通の祖先に由来する同一のコピーである確率を表す。共通祖先までの世代が近いほど値は大きく、親子やきょうだいで4分の1、いとこで16分の1ほどになる。

北海道のホルスタイン種では、2000年生まれの雌牛の近交係数は平均4.18%で、1991〜2000年は年0.2〜0.45ポイントずつ上昇した。係数が高まるほど近交弱勢が進み、産乳量が約25kg下がったとする報告もある。

出典

近交係数 https://ja.wikipedia.org/wiki/近交係数

Coefficient of relationship https://en.wikipedia.org/wiki/Coefficient_of_relationship

北海道のホルスタイン集団において不完全な血縁を利用した近交係数の算出および産乳能力の近交退化と育種価への影響 https://www.jstage.jst.go.jp/article/chikusan/73/2/73_2_249/_article/-char/ja