従属栄養(heterotrophy)

意味

従属栄養は、ほかの生物がつくった有機物を取り込み、それを分解してエネルギーを得る栄養のとり方である。

解説

無機物から有機物を合成する力がないため、独立栄養生物や他の従属栄養生物がつくった有機物を食物として取り込む。動物や菌類がこれにあたる。細菌の中には、石油の成分や発がん性物質のように動物では分解できない有機物を分解して、エネルギー源にできるものもある。

生態系では、生産者がつくった有機物を食べる消費者と、遺体や排出物を分解して生産者が使える無機物に戻す分解者が、どちらも従属栄養生物である。分解者は主に細菌と菌類で、消費者との境は曖昧とされる。

出典

AGROVOC: heterotrophy https://agrovoc.fao.org/browse/agrovoc/en/page/c_6c5ef3a6

微生物のエネルギー源 https://www.toyaku.ac.jp/lifescience/departments/applife/knowledge/article-027.html

生態系(キーワード解説) https://www.toyaku.ac.jp/lifescience/departments/applife/keyword/word-030.html

栄養段階・食物網 https://hosho.ees.hokudai.ac.jp/tsuyu/top/dct/tl-j.html