殺虫剤(insecticides)
意味
殺虫剤は、害虫の防除に用いる薬剤で、化学構造などによって系統に分けられる。
解説
殺虫剤は、農作物を害する昆虫を防除するために用いられる薬剤である。有機リン系とカーバメイト系は、コリンエステラーゼの活性を阻害することで効果を発揮する。
代表的な系統は、有機リン系、カーバメイト系、ピレスロイド系、有機塩素系、昆虫成長抑制剤などである。有機リン系は1938年に合成された。ピレスロイド系は、除虫菊の殺虫成分である天然のピレトリンを基に開発された。
有機塩素系は戦後に多量に使われたが、現在は使用できない。昆虫成長抑制剤には、幼若ホルモンに似た物質のメトプレン(1970年に米国で合成)や、脱皮を妨げるジフルベンズロン(1972年発見)がある。
出典
殺虫剤の系統分類 https://www.pref.osaka.lg.jp/kankyoeisei/kininarumusi/satyu_bunrui.html
農薬取締法(平成15年改正時の全文) https://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_kaisei/h150611/h150611d.html