硝化(nitrification)

意味

硝化は、アンモニアが微生物のはたらきで亜硝酸を経て硝酸になる反応です。

解説

硝化は、アンモニウムイオンが亜硝酸イオンを経て硝酸イオンに酸化される反応である。前半は亜硝酸菌(アンモニア酸化細菌)がアンモニアを亜硝酸に変え、後半は硝酸菌が亜硝酸を硝酸に変える。

硝化は酸素を要する反応で、pH6以上・適度な水分・30℃前後で活発になり、pH5以下では阻害される。

硝化では温室効果ガスの一酸化二窒素(N2O)が生じる。施肥された窒素が硝酸性窒素になると流れ出やすく、地下水汚染や水系の富栄養化を招く。

出典

農耕地土壌における硝化による温室効果ガス一酸化二窒素(N2O)の発生とその対策 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssm/77/2/77_51/_article/-char/ja

硝化とアンモニア酸化細菌に関する研究成果(農業環境変動研究センター) https://www.naro.go.jp/project/results/4th_laboratory/niaes/2016/niaes16_s05.html

硝化作用(改訂新版 世界大百科事典) https://kotobank.jp/word/%E7%A1%9D%E5%8C%96%E4%BD%9C%E7%94%A8-1174545