道端と空き地の草図鑑

ナズナ(春に出る草)

ナズナは、白い花よりも、茎に上を向いて何段も並ぶ倒三角形の実で見分けのつく草です。見るのは花より実です。先が浅くくぼむ倒三角形の平たい実が、茎に上を向いて何段も並びます。三味線のばちに見立てたペンペングサの俗称も、この形から来ています。花は直径3mmほどの白い4弁で、下から順に咲き上がるため…

ホトケノザ(春に出る草)

ホトケノザは、春の七草のホトケノザとは別の植物で、紅紫の花をつけるシソ科の草です。見るのは上のほうの葉の付き方です。茎の上部では柄のない葉が対になって茎をぐるりと抱き、皿のような段をつくります。その皿の上から細い筒状の紅紫の花が数個立ち、花序は葉のわきに集まる形です。花は長さ2cm前後で、筒の部分が半分以上を占め…

ヒメオドリコソウ(春に出る草)

ヒメオドリコソウは、上へいくほど葉が赤紫に染まり、瓦のように段を重ねていく草です。色が付いているのは花より葉です。上の葉ほど赤紫を帯び、瓦のように重なって塔をつくり、その間から長さ1cmほどの唇形の花が横向きに並びます。葉は節ごとに向かい合う葉序で、株の高さは花の時期で10〜25cm、茎の断面は四角く…

スギナ(春に出る草)

スギナは、春に胞子を飛ばすツクシと同じ地下茎から立ち上がる、緑の栄養茎の姿です。決め手は、ツクシとスギナを一つの株として見ることです。春に出る茶色い胞子茎がツクシ、遅れて出る緑の栄養茎がスギナで、どちらも同じ地下茎から立ち上がります。緑の茎は節ごとに細い枝が輪になって出て、杉の葉に似た形になります。節を持って引くと…

カラスノエンドウ(春に出る草)

カラスノエンドウは、YList の標準和名がヤハズエンドウになるマメ科のつる草です。見るのは小葉の先、葉軸の先、托葉の3か所です。小葉の先は矢筈のように浅くへこみ、葉軸の先は葉にならず巻きひげに変わって周りの草へ絡みます。托葉には黒紫色の小さな腺があり、そこにアリが集まるのがこの草の目印です。…

タネツケバナ(春に出る草)

タネツケバナは、上を向いて並ぶ細長い実が、指が触れるとはじけて種を飛ばす草です。決め手は実のはじけ方です。茎に沿って上向きに立つ細長い実は、熟すと果皮が下から一気に巻き上がって、触れただけで種を飛ばします。白い4弁の花は直径3mm前後と小さく、同じアブラナ科のナズナと紛れますが、実が三角ではなく棒状です。…

ハルジオン(春に出る草)

ハルジオンは、開く前のつぼみが下を向いてうなだれ、茎の中が空洞になる春の草です。見るのは、つぼみ・茎の中・葉の付け根の3か所です。開く前のつぼみは重そうに下を向き、茎の中は空洞で、茎に付く葉は基部が耳のように広がって茎を包みます。花は直径2〜2.5cm、糸のように細い舌状花がびっしり並び…

ノゲシ(春に出る草)

ノゲシは、アザミに似た形の葉を持ち、茎や葉を切ると白い乳液がすぐににじむ草です。決め手は白い乳液と、葉の付け根の形です。茎や葉を切ると白く濁った乳液がすぐにじみ、葉の基部は三角形に張り出して茎を抱きます。葉は薄くて柔らかく、縁の刺は指に当たっても曲がる程度です。花は直径2cmほどの黄色い頭花で、集まるのは舌状花だけ…

スミレ(春に出る草)

スミレは、アスファルトの割れ目に濃い紫の花を立て、葉柄の両側に翼を持つ小さな草です。見るのは葉柄の縁です。葉は先の丸いへら形で、その葉柄の両側に幅1mm前後の翼が張り出し、付け根が細い板を挟んだ形になります。もう一つは地上に伸びる茎がないことで、花も葉も地際から別々に立ち上がり、茎の途中から花が出ることはありません。…

ハハコグサ(春に出る草)

ハハコグサは、細かい毛で株ごと灰緑色に見え、枝先に黄色い粒の花が固まって付く草です。決め手は白い綿毛と黄色い粒の集まりの二つです。茎から葉まで細かい毛が寝ており、離れて見ると全体が灰緑色になります。花は直径3mm前後の頭花が枝先で塊になり、花弁らしい形を作りません。頭花は小さな花の集合体なので…

カタバミ(春に出る草)

カタバミは、ハート形の小葉3枚が地面に低く広がり、日が落ちるとその葉を閉じる草です。先がへこんだハート形の小葉が3枚、これが最初の目印です。次に見るのは実で、長さ1〜2cmの細い円柱が上を向いて付き、熟したものに指が触れると種子を勢いよくはじきます。三つ目は時刻で、日が落ちると小葉が閉じ、朝にまた開きます。…

ムラサキケマン(春に出る草)

ムラサキケマンは、日陰の足元に、後ろが袋状に膨らむ紅紫の筒の花を房で立てる草です。花の形が決め手です。長さ1.5cm前後の筒が横を向いて並び、後ろ側が袋のように膨らんで距になります。この筒が10個以上、茎の先に房となって付きます。葉は三回ほど細かく裂けた柔らかい葉で、指でつまむとしなびるように潰れ…

ドクダミ(夏に出る草)

ドクダミは、花びらに見える白い4枚の総苞が十字に開き、日陰に面で群れて広がる草です。見る順は三つです。まず花びらに見える白い4枚で、これは花弁ではなく花序を支える総苞にあたり、中心の黄色い棒に小さな花が並びます。次に葉で、先のとがった心形、裏はしばしば赤紫を帯びます。最後は葉や茎を傷つけたときのにおいで…

オオバコ(夏に出る草)

オオバコは、踏まれる場所に出て、太い脈が走る葉の中心から棒状の穂を立てる草です。決め手は出る場所そのものです。園路の中央、駐車場のわだち、校庭の隅など、人や車に踏まれる面に帯を作って出ます。葉は卵形で、太い脈が5本前後、根元へ集まる形に走り、ちぎると白い筋が糸のように残ります。中心から10〜20cmの棒状の穂が立ち…

メヒシバ(夏に出る草)

メヒシバは、穂が指を広げた形に分かれ、細い茎が地面を這って節から根を下ろす草です。穂の形で決まります。茎の先から3〜8本の細い枝が指を広げた形に出て、その一本ずつに小さな粒が二列で並びます。もう一つは足元で、細い茎が地面を這い、節から根を下ろします。そのため一株を引くと、畳のように広い面がまとめて持ち上がります。…

エノコログサ(夏に出る草)

エノコログサは、剛毛の生えた円柱形の穂の姿が、そのまま名前になったイネ科の草です。穂だけ見れば済みます。剛毛が密に生えた円柱形の穂で、長さは3〜6cm、色は緑、先が少し傾く程度で垂れません。剛毛は小さな粒(小穂)の付け根から出ており、ハンドルーペで覗くと粒の一つずつに毛が束で付いているのが見えます。…

ヒメジョオン(夏に出る草)

ヒメジョオンは、茎を折ると中まで白い髄が詰まり、つぼみが上を向く初夏からの草です。見分けは茎の中身、つぼみの向き、葉の付け根の三点です。茎を一本だけ折って断面を見ると、白い髄が中まで詰まり、空洞はありません。つぼみは垂れずに上を向き、下のほうの葉は柄があって茎を抱きません。頭花は白から淡い紫で…

ヤブガラシ(夏に出る草)

ヤブガラシは、標準和名をヤブカラシとする、鳥足状に並ぶ5枚の小葉を持つつる草です。葉と花盤の二つで決まります。小葉は鳥足状に5枚並び、中央の1枚が大きく、両側の2枚ずつは低い位置から出ます。夏の花は直径5mmほどで、花弁と雄しべが午前のうちに落ち、橙色の平たい花盤だけが残ります。ここに蜜がたまるので…

ヘクソカズラ(夏に出る草)

ヘクソカズラは、奥が赤紫の白い筒の花をつけ、ちぎると硫黄めいたにおいが立つ草です。花の中心を見ます。長さ1cmほどの白い筒の先が5つに開き、のどの奥だけが赤紫に染まって毛が生えます。この模様から、ヤイトバナという別名が付きました。葉は葉序でいえば対生で、向かい合って2枚ずつ付く細長い三角形です。…

ツユクサ(夏に出る草)

ツユクサは、二つ折りの苞から青い花を一つずつ出し、花が朝のうちしか開かない草です。見るのは花の形です。大きな青い花びらが上に2枚、下に小さく白いものが1枚あり、この不ぞろいが決め手になります。花序は二つ折りの緑の苞に畳まれ、花は一つずつ順に開きます。雄しべは6本のうち2本だけが長く、残りは黄色いY字形の飾りです。…

カナムグラ(夏に出る草)

カナムグラは、茎に下向きの細かい刺が並び、引く向きによって皮膚が浅く切れる草です。茎と葉柄には、下向きの細かい刺が並びます。指を先へ滑らせるとひっかからず、手前へ引くと爪のように立って切ります。葉は掌のように5つから7つに切れ込み、ふちに鋸歯があって両面がざらつきます。アサ科の蔓草で(Humulus scandens…

クズ(夏に出る草)

クズは、小葉3枚の大きな葉でのり面ごと覆い、夏の終わりに赤紫の花房を立てる草です。小葉が3枚の大きな葉です。まん中の1枚は幅が10cmから15cmあり、裏は白い毛で覆われて、風にあおられると斜面全体が白っぽく裏返ります。8月の終わりからは葉のあいだに赤紫の花房が立ち、強い香りがします。蔓は茶色い毛が密に生えて太く…

ネジバナ(夏に出る草)

ネジバナは、小さな淡い紅色の花が、らせんを描いて咲き上がっていくラン科の草です。らせん状にねじれて並ぶ花穂がすべてです。高さ10cmから40cmほどの細い茎に、直径5mmほどの花が縦に並びます。色は淡い紅色で、巻きの向きは右巻きも左巻きもあり、株ごとに違うため、向きで種を決めることはできません。…

コニシキソウ(夏に出る草)

コニシキソウは、地面に平たく伏せ、葉の中央に暗い斑を持ち、切ると白い乳液が出ます。三つで決まります。第一に張り付いて放射状に広がる姿で、茎は立ち上がりません。第二に向かい合う葉の中央にある暗紫色の斑で、葉の長さは1cmほどです。第三に、切ると出る白い乳液です。トウダイグサ科(Euphorbia maculata…

ヨモギ(秋冬に見る草)

ヨモギは、葉を裏返すと白い綿毛が見え、縁をちぎると独特の強い香りが立つ道端の草です。葉を1枚裏返すのが最短の手順です。表は濃い緑ですが、裏は白い綿毛にびっしり覆われて灰白色に見え、指でこすると毛が綿のように寄ります。葉は羽状に深く切れ込み、先が数枚に分かれます。もう一つの手がかりは香りで…

ススキ(秋冬に見る草)

ススキは、根元で太い株になって秋に穂を開き、葉の縁の細かい鋸歯で手が切れる草です。見るのは根元です。地際で多数の茎が束になって太い株をつくり、その株が点々と並びます。穂は9月ごろから出て、軸から房のように枝分かれして開き、色は白から淡い黄褐色まで幅があります。葉は幅1〜2cmの細長い線形で…

ヨウシュヤマゴボウ(秋冬に見る草)

ヨウシュヤマゴボウは、赤く太い茎に黒紫の実が房で垂れ、背丈を超えることもある草です。三つそろえば決まります。一つ目は秋に赤く染まる太い茎、二つ目は房になって垂れ下がる黒紫の実、三つ目は人の背丈を超えることもある高さです。実は直径7mmほどの平たい球で、縦に浅い筋が入って見えます。…

イヌタデ(秋冬に見る草)

イヌタデは、赤い米粒のような花が穂に密に並び、茎の節を托葉鞘が筒のように包む草です。花穂と節の二か所を見ます。花は紅色の米粒のような形のまま並び、開いても目立たず、穂は長さ1〜5cmほどで先が少し垂れます。節には茎を筒のように包む托葉鞘がつき、これが托葉の変わった形です。イヌタデではその筒の縁に長い毛が並ぶことが…

コセンダングサ(秋冬に見る草)

コセンダングサは、黄色い頭花に花びらが無く、実が逆向きの刺で服や靴下に刺さる草です。花で決まります。キク科の頭花でありながら周りを縁取る舌状花を欠き、黄色い筒状花のかたまりだけが立ちます。実は熟すと黒褐色の細い棒になり、先端が2〜4本に分かれ、その先に逆向きの小さな刺が並びます。国立環境研究所の侵入生物データベースは…

ヒガンバナ(秋冬に見る草)

ヒガンバナは、葉の無い茎の先に赤い花が輪になって咲き、花のあとで葉が伸びる草です。花の時期に葉が一枚もないことが決め手です。何もない地面から30〜50cmの花茎が立ち、先端に6枚の細い花被片が強く反り返る花が数個、輪になって並びます。長く突き出た雄しべが、全体を線の束のように見せます。…

カラスウリ(秋冬に見る草)

カラスウリは、冬のフェンスに朱色の実を残し、白いレース状の花を夏の夜だけ開く草です。探すのは実です。長さ5〜7cmほどの卵形で、秋に緑から朱色へ変わり、葉が落ちたあとのフェンスや低木の上にぶら下がったまま残ります。つるは巻きひげで他の枝に絡み、葉は先が3〜5つに浅く裂けて表面に短い毛があります。…

ジャノヒゲ(秋冬に見る草)

ジャノヒゲは、冬に葉をかき分けると、果皮が破れて現れた瑠璃色の種子が見つかる草です。決め手は冬に葉の根元へ隠れている瑠璃色の球です。これは果実ではなく、未熟なうちに果皮が破れて露出した種子で、直径は7mmほど、表面に金属のような光沢があります。葉は幅2〜3mmの細い線形で、垂れながら株をつくります。…

スズメノカタビラ(秋冬に見る草)

スズメノカタビラは、冬の舗装の目地でも緑のまま残り、白っぽい穂を上げる小さな草です。小さく柔らかい株と、白っぽく三角形に開く穂の二つで決まります。高さは5〜30cmほどで、穂は茎の先から枝を斜めに出し、正面から見ると三角形の輪郭になります。葉の先は舟の先のように丸くとがり、中脈の両側に薄い筋が通ります。…

オニノゲシ(秋冬に見る草)

オニノゲシは、硬く光る葉の縁に鋭い刺が並び、葉の付け根が耳のように茎を丸く抱きます。葉の縁に並ぶ鋭い刺と、茎を丸く抱く耳のような葉の付け根が決め手です。葉は厚く表面が光り、手の甲を当てると引っかかる硬さがあります。頭花は直径2cmほどの黄色で、タンポポに似た舌状花だけが集まります。上の葉ほど付け根の耳が目立つため…

セイヨウタンポポ(よく見る外来の草)

セイヨウタンポポは、外側の総苞片が下へ反り返る草で、在来種との雑種も多くあります。花の下を包む総苞を見ます。外側の片が下へ反り返って茎に付くのがこの草の形で、在来種では反り返らずに寄り添います。…

オオイヌノフグリ(よく見る外来の草)

オオイヌノフグリは、早春の道端を青く彩る、雄しべが2本だけ突き出す小さな四弁花です。直径1cm弱の青い四弁花と、突き出す雄しべが2本だけという二点で決まります。花びらは4枚のうち下の1枚が小さく、濃い筋が中心から放射状に走ります。花が小さいので、しゃがんで斜め横から覗くと…

ナガミヒナゲシ(よく見る外来の草)

ナガミヒナゲシは、薄い橙色の四弁花と、名前のもとになった細長い実で決まる草です。薄い橙色の四弁花と、そのあとに立つ細長いさく果で決まります。国立環境研究所の侵入生物データベースは、さく果を長さ2cmほど、幅はその2分の1から3分の1とし、種子の表面に網目模様があると記しています。花は開いて短い日数で散り…

セイタカアワダチソウ(よく見る外来の草)

セイタカアワダチソウは、秋の花粉症の原因と誤解されますが、花粉は風で飛ばない草です。2mから3mまで立つ茎と、秋に横へ広がる黄色い円錐形の花のかたまりで決まります。小さな頭花が枝の上側に並んで付き、房全体が片側へ傾きます。茎は分かれずに上まで葉が付き、葉は細長く、縁に浅い鋸歯があり、三本の脈が目立ちます。…

オオブタクサ(よく見る外来の草)

オオブタクサは、掌のように3から5つに裂ける大きな葉を持ち、風で花粉を送る草です。掌状に3から5つに裂ける大きな葉が決め手です。葉は向かい合って付き、縁に細かい鋸歯があり、下の葉ほど大きくなります。茎は2mから3mに達し、太いものは指ほどの直径になります。秋には枝の先に穂状の雄花が垂れ…

オオキンケイギク(よく見る外来の草)

オオキンケイギクは、初夏の河川敷や法面を黄色く染める、外来生物法の特定外来生物です。黄色い舌状花の先が不規則に4から5つに裂けることが決め手です。花は直径5から7cmほどで、中心の筒状花まで同じ黄色に見えます。葉は細長いへら形で厚く硬く、両面に短い毛があり、茎の下のほうに集まって付きます。…

アレチウリ(よく見る外来の草)

アレチウリは、星形に浅く裂けた大きな葉と刺の生えた実の塊を持つ、特定外来生物です。見るのは葉の形と実の付き方の二つです。葉は手のひらほどの大きさで、浅く五つに裂けた星形になり、ふちに細かい鋸歯が並びます。花は直径1cmに満たない白い小花で、雄花は房になって立ち上がります。決め手は実で…

ワルナスビ(よく見る外来の草)

ワルナスビは、茎にも葉の主脈にも黄褐色の鋭い刺が並び、ナスに似た小さな花をつけます。刺の付く場所で決まります。茎の稜と、葉の表裏に走る主脈の上に、黄褐色で先の尖った刺が並び、指で撫でると引っかかります。花は白から淡い紫の星形で、中央に黄色い葯が筒のように集まり、ナスの花を小さくした姿です。…

シロツメクサ(よく見る外来の草)

シロツメクサは、白い八の字の帯が入る小葉3枚の葉を持ち、這う茎で芝地に広がる草です。葉の帯と、球にまとまる花を見ます。小葉は3枚で、それぞれに白い八の字の帯が入り、ふちには細かい鋸歯があります。花は直径2cm前後の球に小花が集まり、咲き終わった小花から順に茶色く枯れて下を向くため、上が白く下が茶色い頭になります。…

アメリカオニアザミ(よく見る外来の草)

アメリカオニアザミは、葉だけでなく、茎の稜に続く翼の縁まで鋭い刺で覆われる草です。茎を見ると決まります。葉の付け根から下へ続く翼のような稜が茎を包み、その縁に指で押しても曲がらない硬い刺が並びます。葉は深く裂け、裂片の先も刺で終わります。頭花は紅紫色で、包む総苞の鱗片も一枚ずつ先が刺です。…