結び方図鑑 | オトモネイチャー

結び方図鑑・糸と金具

漁師結び(完全結び)

漁師結び(完全結び)は、サルカンやルアーのアイにラインを結ぶ結び方。

使いどころ

スナップとサルカンやルアーのアイにラインを結ぶ結びで、完全結びとも漁師結びとも呼ばれます(バリバス)。英語の「フィッシャーマンズ・ノット」は資料によって指す結びが分かれ、クリンチノットの改良型を指すことも(ExpertVoice)、ロープ同士をつなぐ電車結びに近い結びを指すこともあります(WhyKnot)。日本の完全結びはアイに2回通してできた輪を使う結びで、改良クリンチとは手順が違います。

スナップとサルカン写真: User:Raboe001 / CC BY-SA 2.5
クリンチノット
クリンチノット写真: Der Barbar / CC BY-SA 4.0
電車結び
電車結び写真: Der Barbar / CC BY-SA 4.0

結び方

ラインをアイに通し、折り返してもう一度同じ向きからアイに通すと、アイの手前に輪ができます。輪を閉じて本線に沿わせ、端糸を輪と本線の2本まとめて5回巻き付け、輪の先を開いて端糸を通します(バリバス)。先にラインを二つ折りにして、その輪をアイに通しても同じ形になります(エルドラド)。巻くときはアイ側へ詰めて重ならないようにし、巻き数を増やすなら二つ折りの部分を長めに取ります(アウトドアな暮らし)。

コツ・注意

締め込みの摩擦が大きく、乾いたままではうまく締まらないので、口で湿らせ、本線と端糸を交互にゆっくり引きます(バリバス)。エルドラドの動画は、スナップをルアーに付けたまま本線と端糸を同じくらいの力で引いてこぶを作り、そこからルアー側と端糸を強く引き直して締め切ります。締まりきると結び目の糸の色が変わります。同じ動画は、40ポンド以上の太いリーダーで強みが出る結びで、細い糸では差が出にくいと話しています。

出典

  1. 動画 アウトドアな暮らし / OUTDOOR LIFESTYLE 釣りの最強の結び!漁師結び(完全結び)の1番簡単な覚え方 徹底解説 Fishing Knot
  2. 動画・英語 ExpertVoice How to Tie a Fisherman’s Knot
  3. 動画・英語 WhyKnot Climbing Tools: Learn How To Tie A Double Fisherman's Knot
  4. 動画 エルドラド 【最強ノット】完全結び・漁師結びは絶対に抜けない
  5. 資料 バリバス(釣り糸メーカー) ノット大図鑑(ラインとリングを結ぶ・08 完全結び)
  6. 動画 VARIVAS TV(バリバス)(2022) 完全結び(漁師結び)【ラインとリングを結ぶ】~Fishing knot~【VARIVASノット大図鑑】