薪・焚き火図鑑 | オトモネイチャー

ヒノキは、香りがよく火付きも早い上等な薪。

ヒノキ
ヒノキの薪
写真: Σ64 / CC BY 3.0(Wikimedia Commons)

特徴

樹皮は赤褐色で外面が灰色をおび、葉は鱗状です。本州・四国・九州に分布し、北限は福島県だと森林総合研究所九州支所の解説にあります。日本木材総合情報センターの表では、心材は淡紅色で辺材はほとんど白色、特有の芳香が材の価値を高めるとあります。気乾比重の幅は0.34〜0.54で、平均は0.44。スギ(0.30〜0.45、平均0.38)よりやや重い木です。

スギ
スギの薪
スギ写真: Batholith / Public domain

燃え方

35cm以上に玉切りして乾かすと、伐採直後にヒノキ53%以上あった含水率が20%以下に下がるまで4か月以上かかりました(岐阜県森林研究所。スギは3か月以上)。乾く速さは、置き場所や乾かす時期によって変わります。針葉樹は樹脂が多く、火の粉やパチパチが出やすい木です(米国ユタ州立大学)。焚き火台の周りの燃えやすいものは離してください。

向いている使い方

材は建築材・器具材・船舶材・枕木と用途が広く、葉や幹からは香油が採れます(森林総合研究所九州支所)。焚き火では、火を育てる序盤にヒノキを使い、長く焚くなら重い広葉樹に替えるのが無理のない使い分けです。重い木ほど同じ体積あたりの熱が多く、生木は乾いた木より煙とクレオソートが増えます(米国ユタ州立大学)。煙を抑えるには、よく乾いた薪を選びます。

ヒノキの薪

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出典

  1. 公的機関 森林総合研究所 九州支所 ヒノキ
  2. 資料 一般財団法人 日本木材総合情報センター 木材の種類と特性:ヒノキ
  3. 資料 一般財団法人 日本木材総合情報センター 木材の種類と特性:スギ
  4. 公的機関 岐阜県森林研究所(2013) 針葉樹薪の乾燥過程を調べました
  5. 公的機関・英語 Utah State University Extension(Michael Kuhns・Tom Schmidt) Wood Heating

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