テトラポッド帯

堤防・漁港

テトラポッド帯は、消波ブロックの隙間そのものが魚礁になっている堤防の好ポイント

どんな場所?

堤防や漁港の先端、波を吸収するために積まれた消波ブロック(テトラポッド)の一角です。ブロックの隙間には潮が抜けて小さな穴や溝ができ、天然の岩礁に近い複雑な地形が生まれています。コンクリートの塊に見えても、内部は魚にとって身を隠しやすい入り組んだ空間で、堤防・漁港の中でもとりわけ魚影が濃い一角とされています。手前の列と沖側の列とでは、潮の当たり方も変わります。

釣れるもの

隙間に潜むカサゴやメバルといった根魚が主役です。日中は奥に隠れていますが、朝夕や夜は餌を探して手前まで出てきます。潮通しが良い先端側の一角ではクロダイ(チヌ)が回ってくることもあり、群れが着けば数釣りも狙えます。同じ列でも、穴ひとつごとに顔ぶれが違うことも珍しくありません。

立ち回り

仕掛けを隙間の上から静かに落とし込む「穴釣り」が基本の攻め方です。着底したら少し持ち上げてまた落とす、を隙間ひとつずつ丁寧に繰り返します。反応が無ければ長居せず、テンポ良く次の穴へ移る方が数を伸ばせます。根がかりを恐れて浮かせすぎると、魚のいる層から外れてしまうので、底を切らない意識が要ります。

安全・ルール

ブロックの隙間は人の背丈より深く、落ちると自力で這い上がれないことがほとんどです。表面は潮で濡れて滑りやすく、乾いて見える場所ほど油断が事故につながります。多くのテトラ帯は立入禁止に指定されているので、掲示の確認を怠らないでください。ライフジャケットの常時着用が前提の足場だと考えてください。