水門と堰
河口・河川
水門と堰は、上流と下流に生まれる水位と流速の段差に、魚が集まりやすい構造物
どんな場所?
河川の水位調整や取水のために設けられた水門・堰の周辺です。構造物の上流と下流で水位と流速に段差が生まれ、堰を越えられない魚がその手前に滞留したり、落ち込みの下に酸素の多い水が渦を巻いたりします。人工物でありながら、河口・河川の中では天然の落ち込みに近い変化を生む一角です。普段は目立たない構造物ほど、実際には強い変化を作っています。堰の上に魚道が設けられている場所では、遡上する魚の通り道そのものが釣り座になります。
釣れるもの
堰を遡上できずに溜まるマハゼや、落ち込みの酸素を好むスズキ(シーバス)、クロダイ(チヌ)が着きます。増水後は堰の下に流されてきた餌が集中し、一時的に魚影が濃くなることがあるとされています。堰の下に固定された釣り座は人気が集中しやすく、時間帯によって顔ぶれが変わります。堰の構造によっては魚道が緩やかで、稚魚から成魚まで幅広いサイズが集まることもあります。
立ち回り
落ち込みの泡が消える境目を狙うのが基本で、水門の直下より少し下がった位置に魚が着きやすいとされています。水門の開閉で流量が急に変わるため、同じ場所でも時間帯によって釣れ方が大きく変わります。水門の稼働時刻が決まっている施設もあり、事前に確認すると効率が上がります。
安全・ルール
水門は管理者の判断で予告なく開閉され、急激な増水や流れの変化が起こります。柵の内側や立入禁止の区画へは絶対に入らないでください。増水時や大雨の後は近づかず、堰の落ち込みは巻き込まれると自力で脱出できない流れが発生します。