道具沼にはまるのは、道具を調べる楽しさだけで、上達した気分になってしまうことです。
道具を調べている時間は楽しく、しかも上達している気分になります。ここが沼の入口です。コーヒーならミルとドリッパーを買い替え続け、写真ならレンズが増えていきます。困るのは出費だけではありません。道具が増えるほど準備と片づけが重くなり、出すのに気力が要る趣味に変わって、かえって回数が減ります。
買う前に、今の道具で困った場面を三つ書き出してみてください。困りごとが言葉にできないなら、それは腕ではなく気分の問題です。そのうえで買い替えは一度に一つまでにして、効果が出たかを確かめてから次に進みます。何が良くなったかを言える買い物だけが残ります。予算の決め方は趣味予算の決め方、増えた物の始末は売るときのことが参考になります。
沼の入口でよくあるのは、上達の停滞を道具のせいにすることです。多くの趣味は3万円前後の入門機で当面困らず、伸び悩みの原因は基礎の側にあります。手が止まったときは基礎に戻るほうが安上がりです。もう一つ、使わない道具を置いたままにすると、置き場所も気分も少しずつ圧迫していきます。
出典
- 動画 ゆ〜とび レンズ沼について学び、現状を把握せよ。

