DNA複製(DNA replication)
意味
DNA複製は、同じ配列のDNAを2つつくり、分裂のときに娘細胞へ1つずつ渡す過程である。
解説
2本の鎖はそれぞれ鋳型になり、できた2組の二重らせんは1本の親鎖と1本の娘鎖からなる。この半保存的複製は、1958年にメセルソンとシュタールが示した。DNAポリメラーゼは鎖の3'末端にしかヌクレオチドを足せないため、合成は5'から3'の方向だけに進む。
そのため、片方の鎖は複製フォークの進む向きに連続して合成され(リーディング鎖)、もう片方は短い断片に分かれて不連続に合成される(ラギング鎖)。この断片は岡崎フラグメントと呼ばれ、真核生物では約200塩基対の間隔でつくられる。大腸菌では、約300塩基の複製開始配列(oriC)から両方向に複製フォークが進む。
出典
AGROVOC: DNA replication https://agrovoc.fao.org/browse/agrovoc/en/page/c_35086
共同発表:ゲノムが増える仕組みを試験管内に再現し、巨大DNA増幅技術を開発(用語解説) https://www.jst.go.jp/pr/announce/20170928/index.html
複製フォークにおけるヒストンH3/H4リサイクリングの分子メカニズム https://www.jstage.jst.go.jp/article/biophys/65/6/65_315/_html/-char/ja
DNA複製 https://ja.wikipedia.org/wiki/DNA%E8%A4%87%E8%A3%BD