水ポテンシャル(water potential)
意味
水ポテンシャルは、基準の純水を0として、水が動こうとする傾向を単位体積あたりのエネルギーで表した量である。
解説
単位は圧力と同じパスカルで、植物生理ではMPaを使う。重力ポテンシャル・圧ポテンシャル・浸透ポテンシャル・マトリックポテンシャルの和で、このうち浸透ポテンシャルとマトリックポテンシャルは、つねに負の値をとる。
水は値の高いほうから低いほうへ動くため、土壌から根・葉・大気への水の流れはこの差で説明できる。葉の値はプレッシャーチェンバーで測り、小葉田亨と高見晋一は、イネの葉身で加圧の速さと切り取る前の扱いが測定値を左右することを示した。
出典
AGROVOC: water potential https://agrovoc.fao.org/browse/agrovoc/en/page/c_24418
水ポテンシャル https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E3%83%9D%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB
水の吸収と輸送(植物細胞物理学) http://www.rib.okayama-u.ac.jp/MolecularPhysiology/katsuhara/waterchannel.htm
プレッシャーチェンバーによるイネ葉身の水ポテンシャル測定方法の検討 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcs1927/53/3/53_3_290/_article/-char/ja/